私がIT業界に身を投じて7年が経ちました。IT業界と一言で言っても、業務系、Web・インターネット、ゲーム、スマホ、AIなど様々な分野があります。
私は最初はWeb開発で入り、今は業務系のインフラを担当しています。
業務系に携わって以来、いつも感じることがあります。
それは「アナログ作業」が非常に多いこと。
IT業界の世間的なイメージて「華やか」だとか「綺麗なオフィス」、「自由な働き方」などが思い浮かぶかもしれませんね。
そして、当然日々の業務はITを駆使して効率化されてるというイメージはありませんか?
もちろん多少は当てはまるかもしれませんね。しかし、業務系システム開発の会社、いわゆるSIer(システムインテグレーター)と呼ばれる会社での仕事て本当にアナログ作業なんです。
理由は様々ありますが、1番大きいのは個々のPCに自由にツールを導入できないことです。セキュリティ上、問題ないと判断され、導入OKと承認されたソフトウェアやサービスしか使えません。
これはどの会社でも同じだと思います。しかし、こういった制限があることで、エンジニアが作業する時、あるいはその管理資料を作る時は、どうしても人海戦術になるのです。
特にExcelでの資料作成が非常に多いのですが、使いづらい方眼紙形式であり、どうもマクロで効率化できそうもないのです。
つまり、本来あまり時間をかけなくても良いことに膨大な時間を要します。
コロナウィルスや「働き方改革」、DXの影響で、以前より労働の改善が見られますが、業務効率化という点ではまだまだ発展途上です。
ITエンジニアの仕事て意外と泥臭く、手作業で進めなければなりません。
早く自動化、高知能ロボットに私たちの仕事を代行してほしいものです。