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『学歴』と『学校歴』について

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こんにちは!

HTMLとCSSの勉強再開したchimoです。

 

近頃ネット上でこれからの時代に『学歴は必要か否か』の論争が賑わせていますね。

 

今の時代、プログラミングやブログなどネットで稼ぐ手段が格段に増えてきています。

 

なので、そういった稼ぐ力を学生時代に身につけておけば食べるのに困らない、というのが本筋でしょう。

 

個人的な意見で言うと、学歴は無いよりあった方がいいっていう考えです。

 

中卒より高卒、高卒より大卒のように高等教育は無いよりあった方が可能性は広がりますよね。

 

ちなみに平成生まれの『学歴』に対する考え方が彼らの親世代や昭和生まれの方とは異なるみたいですね。

 

agora-web.jp

 

ちなみにこの『学歴』という言葉。

 

日本人が一般的に考えている『学歴』と本来の意味での『学歴』には少々乖離がありますので、これについて少し見ていきたいとおもいます。

 

 

1.学歴とはなんぞや?

そもそも『学歴』がどういうものかご存知ですか?

 

Wikipediaを参考にしてみました。

学歴 - Wikipedia

『学歴(がくれき)は、個人の学業上の経歴』

・『学業の形態は様々であるが、小学校中学校高等専修学校高等学校専門学校高等専門学校短期大学大学学部大学院等の教育機関における学業上の経歴を指すことが多い。』

 

日本だと学歴は『最終学歴』の意味として使われますよね。

総務省の統計調査に用いる、最も高い教育の経歴を「最終学歴」(さいしゅうがくれき)という。

通常は、最終学歴に「中退」は含まれず、直前に卒業した学校が最終学歴になる。

 

なんだか小難しいこと書いてありますけど、要するに「中学や高校など、どの教育段階で学問を修了し、卒業しているのか」ということです。

学位』という扱いの方がわかりやすいかもしれません。

 

中学までであれば「中卒」ですし、

高校までであれば「高卒」ですし、

高専や高専修卒であれば、「短大卒」ということになります。

 

だいたいのケースでは、

中卒、高卒、短大卒、大卒、大学院卒と分類されるようです。

 

↓この記事が結構わかりやすかったです。

ten-navi.com

 

ちなみに専門学校卒業の扱いですが、これは結構微妙なところです。

以下の記事を参考にしてみてください。

 

meigen.keiziban-jp.com

 

専門学校の場合、文科省指定の『専門士』という学位を付与する学科があります。

 

介護福祉士や看護師など、国家資格を取得する」ための学科はこういう指定があるみたいです。

(厳密には学校や学科の内容によって異なるのだとか)

 

こう考えると学歴の定義て難しいですね。

 

2.学校歴とは?

続いて『学校歴』について見ていきましょう。

 

日本で使われる学歴の意味の多くは、この「学校歴」というものです。

 

例えば、クイズ番組に出てくるタレントさんて割と「高学歴」と呼ばれる人が多いですよね?

 

この時の「高学歴」て何を指しているかって言うと、東京大学卒早稲田大学卒など入試難易度が高偏差値」の学校を卒業しているということです。

 

これは日本特有の考え方です。

 

本来の社会学的な意味で学歴と言えば、「大学卒」であればどんな大学だろうと皆同じ「大学卒」です。

 

「高学歴」というと「大学院博士課程修了」が本来の高学歴と呼ぶにふさわしい学位です。

 

しかし、日本では「どの学位を得たか」ではなく、「どの学校を卒業しているか」ということに重きが置かれます。

 

これが実は「学校歴」というものであり、多くの人がコンプレックスに悩んでいる原因です。

 

海外のケースで当てはめてみましょう。

例えば、東京大学卒業のAさんと東海大学大学院卒業のBさんでは、高学歴に当たるのはBさんです。

 

逆に「学校歴」でみると、Aさんが該当するでしょう。

 

3.学校歴信仰が根強い日本社会

これまで見てきたように、国内では「学校歴」という独特の指標で学歴を計っています。

 

昨今、大学院卒の人は就職しづらいなど、大学院へ行くメリットがまるでないように見受けられます。

 

しかし、世界のスタンダードな考え方で行くと、日本人の多くは「低学歴」であり、「世界基準の土俵」にすら上がれていないわけです。(あくまで「学歴」という単位のみで見た場合)

 

現に国内の大学院には中国人や韓国人の留学生がめっちゃ在学してます。

 

彼らの場合、学歴がものを言う世界ですので「博士」という学位を持っていないと、就職が危ぶまれるのが現状です。

 

4.学歴は無いよりあったほうがいい

これはまぎれもない事実です。

 

確かに貴重な4年間を高い学費を払って通う意味はあるのか、という疑問はあるかもしれません。

 

現に学歴は必要なくとも、稼げる手段は世の中にたくさん存在していますから。

 

しかし、一歩海外に出た場合、やはり滞在ビザの取得など学歴が高ければ取得しやすいというのは事実のようです。

 

ですので、学校歴を気にするよりも学歴を気にする方がいいわけです。

 

学歴論争が日本を賑わせることが多いですが、世間が認識している意味合いと本来の意味合いとで棲み分けて、必要か否かを考えることが重要です。

 

5.おまけ

最後におまけですが、大学を卒業していなくても大学院に通えるって知ってましたか?

詳しくは後日記事にしたいとおもってますが、参考程度にご覧あれ!

 

高卒でも大学中退でも大学院進学は可能 | 社会人大学入試のシンナビ(SINNAVI)

 

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