クラウドソーシングサービスの普及、在宅勤務の拡大により、副業やスキマ時間のお小遣い稼ぎにライターを始める人は多い。
僕自身もWebライターを経験してみた。報酬額は低いが、経験を買うことを前提にライター案件を請け負った。
でも、いざ書いてみると、なかなか進まない。読者目線で執筆することの難しさを痛感する。
Webライター歴が長い人は、それなりに記事執筆をしてるだろうし、文章の書き方なども心得てはいると思う。
僕は書き手としては初めてだったけど、電子書籍のネタ集めにクラウドソーシングを通じてライターに記事執筆を依頼することがある。
そして、仕上がった原稿を確認するのだけど、あることに気づく。Webライター歴が長い人あるいは執筆記事数が多い人ほど納品は早いが、誤字脱字が目立つ。
しかも、自動翻訳したような不自然な日本語がチラホラ見られる。コピペしただけなのか、難しいカタカナを並べてるが、本人は意味わかるのだろうか?
今まで何十人の方に依頼してきたが、この傾向はあながち間違っていないと思う。
ライターである以上、難しい用語や複雑な事象はなるべく読者に合わせて噛み砕いたり、平易な表現に言い換えることが大事なのでは?と感じる。
しかし、一部の経験豊富なライターさんは、書けば良いと考える人が多いのか、質が著しく悪い。初めての執筆ではないのだから余計感じてしまう。
むしろ、アフィリエイトやブログ、noteで稼いでる人の方がライティングは上手い。
彼らはWebライターの経験はなくとも、読者目線で書くことは慣れているので、こちらとしてもスムーズに読める。
Webライターは需要の増加とともに参入者も非常に多くなっている。しかし、経験に物言わせて案件を獲るが、実際には低品質な記事を書く人が多いのも事実。
ライターとしてちゃんと読者目線で書いたか、一度問うてほしい。