関西地方を襲った台風、北海道で起こった地震で被災されている方々に心よりお見舞い申し上げます。
どちらもインフラ復旧が部分的にしか復旧できていない状況を考えると、他の地域でも同じことが起こる可能性があります。
Twitterを見ていると、災害時に役に立つ準備・行動についてつぶやいている方々が大勢いらっしゃるので、備忘の意を込めて書いていきます。
<停電時編>
1.停電が起きたらブレーカーを落とすこと
北海道の地震で広範囲の停電が話題になっていますが、停電時は必ずブレーカーは落としましょう。
なぜか。
通電火災が発生する可能性が高いからです。
災害で可燃物が電気器具に接触する状態になった場合、スイッチが入ったままの電気器具が通電時に火元となる可能性が高いです。
これを防ぐには、ただ一つ、逃げる前に「ブレーカー」を落としましょう。
参考:http://www.city.kobe.lg.jp/safety/fire/information/anzen/20160301.html
(神戸市役所HPより)
2.停電時は冷蔵庫はなるべく閉めた状態にする
冷蔵庫は最低限必要な時以外は開けないでおきましょう。
これだけで10時間は持ち堪えます。
3.スマホは電池節約モードにする
スマートホンは通常時ですら、電池の消耗が激しいです。
ですので、最低限以下3つは実施しましょう。
・液晶画面を暗くする。
・アプリ通知はオフにする。
・機内モードにしておく。
4.災害伝言掲示板を利用しよう
電話が集中したり、基地局に損傷がある場合は、携帯電話サービスが止まってしまい、スマホで連絡が取れなくなる可能性もあります。
携帯各社の災害伝言掲示板やFacebookの災害支援ハブなどを利用して、安否確認をするのも有効です。
<備える編>
以下ソフトバンクのHPで紹介されています。
非常時に大活躍しそうな製品ですので一度検討してみるのもいいかもしれません。
5.充電用のモバイルバッテリー
スマートフォンの電池が消耗されて、充電もできない。
そんな事態に見舞われる可能性も高いです。
なので、可能ならば多少価格が高くても大容量のモバイルバッテリーを準備しておくことをおすすめします。
ソーラーパネル機能を持つ、ソーラーチャージャーも用意しておくと便利かもしれませんね。
6.電池不要の懐中電灯
暗い場所や夜など、被災時には電気がつかないことも多いです。
そんな時に役に立つのが、懐中電灯です。
軽量・コンパクト・無電池で利用できるものがよいでしょう。
7.災害用ラジオ
ネット接続ができなくなったら、スマホも利用できません。
そんな時に無線でどこでも情報を入手できる防災用ラジオがおすすめです。
中には手動で充電できるものや防水機能を備えたラジオもあります。
外部と遮断された状況ではラジオはいつの時代も活躍しそうです。
8.保温シート
別名サバイバルシートとか防寒用シートと呼ばれています。
寒い冬に雨風から身を守り、暖かい空気を逃さない効果があります。
また、防寒用の寝袋もセットであれば、真冬でもしのぐことができるでしょう。
9.簡易トイレ
誰もが排泄しますよね。
しかし、災害時は水道や電気が止まってしまう可能性も十分考えられます。
そんな時に役立つのが簡易トイレです。
水も不要な上に衛生的に処理できるので、活躍の場は広いでしょう。
10.最低3日分の現金(小銭)
キャッシュレス化が進む世の中ですが、災害時は現金、とくに小銭がないと決済ができない場合が多いです。災害発生から時間が経てば経つほど、店舗などでは徐々に小銭不足となり、最悪のケースではお札過多でおつりが返せないという事態にもなりかねません。最低限3日分の現金は持っておきましょう。
災害対策はたくさんあるけど
災害に備えるといっても、場所もキャパも限られているので、身を守る方法と最低限必要なものの選別は必要かもしれません。
以下に災害時にお役に立ちそうな記事を見つけたので、ご参考に一読してください。