どうもこんにちは。
2019年も4月に入り、新年度がスタートしますね。
入学、入社を迎える方はおめでとうございます。
とりあえず自分の武器を一つだけでいいので磨きましょう。
大切なのでもう一度。
己の武器となる知識やスキルを磨くように徹底してください。
1年後、あなたは周囲より一つ抜けた存在になっていることでしょう。
短いながらこの記事で奮起してくれる人が現れるのを切に願います。
どうもこんにちは。
2019年も4月に入り、新年度がスタートしますね。
入学、入社を迎える方はおめでとうございます。
とりあえず自分の武器を一つだけでいいので磨きましょう。
大切なのでもう一度。
己の武器となる知識やスキルを磨くように徹底してください。
1年後、あなたは周囲より一つ抜けた存在になっていることでしょう。
短いながらこの記事で奮起してくれる人が現れるのを切に願います。
2019年も新年度に突入する時期だけど、毎年のように東大と京大の各高校別の合格者数が公表されたみたいだね。
今年はどんな顔ぶれなんだろ。
日本最高学府の東京大学には38年連続で開成高校(東京)が187名(現役140名)合格で首位に立った。これは毎年のことなので想定通り。
続いて、こちらも国内高校男子御三家の一角、筑波大学附属駒場高校(東京)が113名(現役83名)、そして都内男子御三家・麻布(東京)が100名(現役70名)と、ここ10年で最高の3桁に達し、TOP3はお馴染みの学校が入った。
さらに*聖光学院(神奈川)が過去最高の93名(現役77名)が合格し、初の4位の座に。
聖光学院はここ数年間は常に60名台〜70名台をキープしてきたんだけど、2019年になってついに90名を突破し、麻布に追いつき始めたなんだよね。
*高校野球の福島・聖光学院とは全く関係ない。
同じ神奈川県内の私立のライバル・栄光学園は今年度は54名(現役34名)と2018年の77名から大幅に減少し、聖光学院とは大きな差が発生してしまう事態に。
もう1校、東大と言えばあの学校。
そう、灘高校(兵庫)。
灘はここ数年は95名前後をキープしてきたわけだが、残念ながら今年度は73名(現役59名)と約20名程度減少しちゃったんだよね。
でも、ここが灘高校の強みと言うべきだろうか。
大学受験で最難関と言われる東大・理科Ⅲ類(医学部進学)には20名が合格し、2位の開成・筑駒の10名を大きく引き離し、2018年の2位から返り咲きの1位に。
現役合格率では筑駒が50.9%と卒業生(163名)の半数が東大に合格するという、まさに東大予備校と言うに値する結果を出している。
詳しいランキングはこちら↓
続いて京都大学も見ておこう。
2018年は大阪の公立高校王者・北野高校が34年ぶりに1位に返り咲いたのが話題になったけど、2019年度は果たして!?
見事、北野が72名(現役52名)でV2を達成!
2位に東大寺学園(奈良)が67名、3位に洛南(京都)が64名とこちらも常連が続いた。
ただ、最近の洛南高校は徐々に低迷しているのが気になるね。。。
2016年に首位から陥落して以降、2017年は1位に返り咲くも2018年は北野に及ばず、2019年も3位に落ち、合格者も64名に止まっているあたり、やはり公立高校の影響を受けているのかも。
ただ京大の医学科は洛南が11名合格で灘に続くポジションをキープしているから、他大の医学部にシフトしているのかもしれない。
ちなみにほんの数年前まで洛南と首位争いを繰り広げていた、西大和学園(奈良)が今年度は32名まで減少している。
これだけ見ると大幅な下落なんだけど、一方で東大合格者数は42名と過去最高記録を更新している。
これによって、東大42名 > 京大32名と関西の学校では珍しく、東大と京大が逆転した。
過去に東大 > 京大となったのは、灘高校・白陵(兵庫)の2校のみ。
灘の背中を追っていくのでしょうかねぇ。。。
東大は関東圏の高校からの受験者が5割を占めており、関東ローカル化がますます進んでいる模様。
現に東大合格者数ランキングではTOP10全て私立高校で、灘と久留米大学附設(福岡)の2校を除けば、全て東京を中心とした関東の学校なの。
一方の京大は関西圏の高校からの受験者は5割を切り、全国からの受験者を集めたよう。
特に関東からの受験者は増えているみたい。
↓を参照。
ただ、関西圏の進学校では東大志向が高まっていることは覚えておいてほしい。
前述の灘、西大和学園然り、甲陽学院(兵庫)も近年東大に30名以上進学している。
公立高校は圧倒的に京大志向なんだけど、名門私立は徐々に東大志向が高まりつつあるようだ。
そうなると今後、東大・京大合格のランキングにも新たなメスが入るかもしれない。
本記事をご覧いただいた皆様、こんにちは。
相変わらずマイペースにブログしてるMochisukeです。
3/9(Sat)〜3/10(Sun)の2日間で友人と栃木県那須塩原市まで泊まり込みのキャンプに行ってたから、その話しようかなとおもう。
都内から高速バスで3時間程度走れば、那須塩原まで到着可能。
我々が行ったのは塩原グリーンビレッジというキャンプ場だ。
詳細はホームページをご覧あれ。
行き方はいろいろあるわけだが、我々は高速バスに乗って行った。
新宿から乗り換えなしで1本で行ける高速バスだが、往路復路ともそれぞれ1日1本しか走ってないから結構スケジュール組みが大変なのだ。
ネットで調べても古い情報ばかりで戸惑う方も多いだろうから、ここでバスの詳細を送っておく。
想定しているのは都内から向かう場合のみ。
<バス詳細>
出発:バスタ新宿 9:20発
到着:福渡口 12:25着 ★塩原グリービレッジへ行く場合はここで下車
★都内の乗車は新宿、池袋、王子から可能
出発:福渡口 15:07発
到着:バスタ新宿 18:15着
★都内の降車は新宿、池袋、王子のいずれかで可能。
■値段(往復)
一人5,750円
ここのキャンプ場はとにかくなんでも揃っている。
BBQセットはもちろん、食材や調理用具まで揃っているので、有料でも良ければほぼ手ぶらで訪れても問題ない。
また、隙間時間にテニスやフットサル、卓球のようなレジャーも楽しめる。(当日に要予約)
すぐ側は川が流れているので、川遊びするのも楽しいだろう。
天気が良ければ夜は星がすごく良く見える。
夏は天体観測したら盛り上がるかもしれない。
温泉を楽しみたい人にとっても非常に良い場所だ。
宿泊者は無料で温泉に入れる。
21時まで入れるので、目一杯楽しんでから、温泉でリラックスするのがおすすめだ。
コテージは設備がかなり整っているが、少し狭く感じるかもしれない。
しかし、狭いからこそ楽しめるということも否定できない。
少人数でキャンプを考えてるなら、ぜひ検討してもらいたい。
こんにちは。寒さが嫌いなchimoです。
こういう話自体に需要があるかどうかわからないが私の新卒の頃のことを書こうとおもう。
タイトル通りなのだが、私は大卒後初めて働いた人材派遣の会社を1年足らずで辞めてしまった。
いろんなブログやTwitterでのツイートを見ると、起業する・ステップアップのためなど結構前向きな理由で会社を辞めたり、あるいはその逆でとてつもない過酷な労働環境、いわゆるブラック企業に耐えられず辞めたという話が多い気がする。
私の場合はどちらでもない気がする。
はっきり言うと、私の場合は単なる怠慢だ。
仕事が嫌で辞めた。
それだけだ。
これくらいのことで?と思われてしまうかもしれない。
当時は自分なりに周囲の多くの人に相談したり、一人で悩んだりもした。
しかし、世間的には単なる怠慢や甘えと捉えられるだろう。
ただ、自分と同じような理由で会社を辞めようか迷っている人は意外にもいるかもしれないとおもい、このブログを書くことにした。
会社を辞めた話の前に私の大学時代の就職活動について少しだけ書くことにする。
私は某私立大学の文系学部卒業のどこにでもいる就活生だったとおもう。
通っていた大学の就職率は非常に良く、学歴(学校歴)での門前払いをギリギリ喰らわない程度の大学ではあった。
大手企業への就職者数では毎年ランキング上位に掲載される大学だ。
しかし、自分の場合は卒業前の12月にようやく内定がいただけたような状態だった。
それが今回お話しする辞めた会社である。
就活中は50社程度(エントリーシートだけなら100社以上)の面接を受け、どれも撃沈状態だった。
来たる2013年の12月。
就活に対するやる気がほとんど削がれていた中で受けた、エンジニア専門の人材派遣・紹介の会社(以降A社とする)に営業職としてようやく内定をいただけた。
卒論真っ只中であったし、これ以上就活することに嫌気が射し、抵抗があった。
それにA社の待遇もまあまあ良かったので、地元を離れることにはなるが、とりあえず正社員として働くということを経験するためにもA社に行くことを決意した。
そして、2014年4月とうとう入社することになった。
当時A社の営業職は新卒6名だった。
同期のエンジニアは100名近くいたような気がする。
A社の方針として営業もエンジニアも地元以外でのスタートということが決まりだったので、当然私も親元を離れ、初の一人暮らしがスタートした。
私の最初の配属先、つまりキャリアの始まりは栃木県宇都宮市の営業所だった。
関西出身の私にとって縁もゆかりもない場所である。
はっきり言って不安でしかなかった。
それでも温かい雰囲気で私を迎え入れてくれた当時のメンバーには感謝だ。
私の担当するエリアが群馬県と栃木県の群馬方面、そして群馬寄りの埼玉県だった。
私の仕事はそのエリアにある企業の新規顧客開拓だった。
新人研修で習ったテレアポや商談の仕方を駆使して、契約条件に見合う企業に片っ端からアプローチしていった。
しかし、現実はそんな甘いものではなかった。
営業経験者ならご存知だろうが、アポ取りなど滅多にできないのだ。
ものの数秒で断られ終了である。
引っ込み思案で人前に出るのが苦手な私は電話をするだけでも、一呼吸以上置かないとできないし、ましてや電話で何を話していいのかわからない。
数十社に1社程度、ごくまれにアポが取れて、会社の紹介をしに行くことはあったが、客の要望に応えられる人材を紹介できるわけでもなく、一度訪問して終わることが多かった。
そうこうしている内に入社して3ヶ月が経過した。
アプローチする企業がなくなってしまった。
どうしよう。。。
そんな感じで営業所にいることが多くなっていた。
当然、所長や上司からは、外に出ない営業は営業じゃない、と叱られた。
上司には「とにかく電話しろ!」、「再訪問しろ!」、「アポ取れないんなら飛び込み営業しろ!」など、どれも私にとっては地獄で、拒絶反応が出るものばかりだった。
言われるがままに飛び込み営業や再訪問をすることにする。
中には優しく接してくれる客もいたが、ほとんどは厳しく、「何しに来たんだ!?帰れ!」と怒鳴られることもあった。
沈黙が続くことも多々あり、まさに地獄の時間だった。
同じ営業所内の年齢が近い先輩も似たような状況だったが、彼はなんとか1社契約を決めることができていた。
入社して半年が経とうとした頃、私は上司に呼び出され、こう切り出された。
「異動が決まった。すぐに準備しろ」と。
同期の営業もそれぞれ異動することになったと話があった。
慣れた頃に異動か。
そう溜息をつく間も無く、2014年10月、別の営業所に異動した。
少し期待もしていたが、これが全くの逆であったことは当時の自分は知る由もなかった。
新天地は愛知県名古屋市。
名古屋も初めての土地だった。
当時の名古屋の営業所には同期の営業が一人いた。
しかし、これが非常に良くできる営業だったため、少し後ろめたさはあった。
結論から言うと、名古屋は非常に厳しい環境だった。
いや、いわゆるゴリゴリの昭和式の仕事の仕方だったと言う方が適切かもしれない。
当時の上司から最初に言われた一言が「出社時の声が小さい。やり直せ。」だ。
「!?!?!?」
頭の中はこんな感じだった。
僕は営業所の扉を開けるところから、挨拶をやり直しをさせられた。
2度やり直しをしただろうか。
学校の生活指導のように事細かく指摘された。
これを「ありがたい指導だ!」とおもえなくてはならないのだろうが、当時の自分は全くそう感じる余裕がなかったし、威圧的な上司に萎縮してしまった。
他にも髪が長いから切れとスポーツ刈りにさせられたし、商談の指導も受けたが、全て否定されるような返し方だった。
極め付けは「お前は甘すぎる。今までのこと全て忘れろ。」と。
そこからは所長や上司含め、私の行動一つ一つを監視、聞き出しされるようになった。
「どこに行ったのか」、「どういう話をしてきたのか」、「どうやって要望に応えるのか」逐一報告しなければならなかった。
出社するのが憂鬱でしかなかった。
栃木時代もそう感じることはあったが、名古屋はそれ以上に恐怖でしかなかった。
途中社用車をぶつけてしまったこともあるし、直行・直帰する目安となる時間を知らずそれでしばしば怒鳴られたし、事務処理が遅れて周囲に迷惑をかけたこともあった。
終いには同期からも喝を入れられるようになった。
もはや自分の立ち位置がわからなかった。
言われたことすら満足にできない状態だった。
同期がどんどん契約を決めていく中、自分だけが契約0を維持していた。
辞めたい気持ちがどんどん高まっていった。
出社して怒られるのが嫌で無理矢理にでも外へ出て仕事したフリをしばらく続けていた。
だが、それにも限界があった。
所長や上司から追い詰めるような言い方で叱られ、精神が参っていた。
そんな矢先、2014年12月、当時の所長と部長に呼び出され、こう切り出された。
「うちではこれ以上面倒を見切れない。他の営業同期とはすでに差が出てしまっている。この差はもう埋め合わせできない」と。
要するに自分はもはや戦力外ということだ。
そして、続いて「グループ会社で人を探している。出向という立場で行ってくれないか?」と言われた。
「考えさせてください。」
そう残し、しばらくどうするか考えることにした。
「情けないなぁ」
当時は悔しさもあったが、自分のやるせなさに涙が出た。
なんでこんなことになったんだろう。
もちろん会社への怒りも多少なりともあった。
なぜかというと、営業所の私以外の人間がみんな、私が通告されるより1ヶ月も前から知らされていたというのだから。
人間不信でしかなかった。
自分はどうするべきかいろんな人に相談した。多くは「とりあえず3年はやってみろ」、「今のままじゃどこ行っても通用しない」、「ポストがあるだけありがたいと思え」などなど。
答えはすぐに出す必要があったし、とりあえずグループ会社に出向することになった。
すぐに出向手続きを施し、グループ会社へ行くことになった。
同じ名古屋市内に事務所があったので、割とスムーズに事が運んだ。
そこの会社は製造業派遣を事業にして新しく立ち上げられた会社だ。
集まったメンバーも他のグループ会社から出向で来ていた。
雰囲気的にもA社よりは良かったし、年の近い先輩もいて、話しやすい雰囲気ではあった。
隣県の山奥にある工場に常駐で派遣スタッフの勤怠管理を行うのが職務だったが、なんせ名古屋からは遠かった。
車で1時間半程度だった記憶がある。
会社の方針で通勤では高速道路を利用できなかったこともあり、名古屋の自宅から引っ越しするよう言い渡された。
山奥なので、電車は走っていない。
生活するのに最低限の食料品店などはあったが、そこで生活を送り、この会社に居座ることに意味はあるのだろうかと疑問が湧いた。
さらに当時は社用車を利用していたが、半年後を目処に自分で車を買うように促された。通勤用の車である。
もし引っ越ししてしまったら後に引けない。
どうするべきか。
悩みに悩んだ。
常駐先の先輩に相談したところ、意外にも辞めることを勧められた。
悩んでまで引き受ける仕事じゃないよ、と言われたのだ。無理に3年間続けることになんの意味もない、と。
そう言われた途端、それまで自分が感じていた重荷が一気に降りたような気分になった。
「この会社にこの先いて、自分は何を実現させたいのだろうか?」
ひたすら自問自答した。
しかし答えは出せなかった。
その程度にしか考えられなかった。
まだやり直せる年齢だ。後悔しないためにも辞めよう。
そして、2015年の1月末、ついに会社を辞めることを出向先の責任者とA社の所長に伝えた。
出向先のグループ会社の代表や責任者、先輩にご迷惑をかけたし、非常に申し訳ない気持ちだった。
最終日にA社で退職手続きをしなければならず、1日だけ立ち寄った。
自分の働くことに対する甘さや出向すると言っておきながら拒否した姿勢を問題視された。
最後まですみませんとただただ謝るしかない時間だった。
しかし、そこの営業所のメンバー全員にお礼を言えたのは良かった。
そして無事に会社を辞めた。
当時を振り返ってみて、たかだか会社を辞めるまでにバカみたいに時間がかかってるなと我ながらおもう。
もし辞めて転職できなかったら、と不安しかなかったため、会社にいるべきか頭を悩ませた。
今だから言えるが、決断というのは早ければ早い方が良い。
多くの人に相談したが、相談する前から自分の中で答えはすでに決まっていたのかもしれない。
私のように会社へ行くのが怖いと感じる人はいるだろう。
そうなってる時点で自分がどうすえるべきか答えは決まっている。
働く環境を変えるだけで人は変わるし、ましてや誰と一緒に働くかで仕事の出来も変わってくる。
ある場所で結果を残せなかった人間が他の場所でも結果を残せないなんてのは嘘だ。
そんなのはまやかしにすぎない。
今お勤めの会社を辞めようか迷っている人は、周囲の人間がかけてくる言葉をしっかり聞いてみよう。
その中で「どこへ行っても通用しない」、「逃げたら負け」、「とりあえず3年続けてみろ」のような言葉をかけるような人間が多数いる会社は未来がない。
一刻も早く立ち去るべきだ。
自分がおもっている以上に転職はできるものだ。目的なしの転職するのは良くないかもしれないが、環境を変えることは非常に重要だと気づいた。
不安は案外的中しないものだ。試しに転職活動をしてみよう。
一度きりの人生やし。
後悔しないためにも今を大事に生きていこう。
前の記事では、投資初心者は投資信託で資産運用するなら米国株S&P500に連動するインデックスファンドを選ぶべきとお伝えした。
基本的にこのスタンスは変わらない。
しかし、中には国内企業に投資したいと考える人も多いことだろう。
今回は国内株に投資する投資信託を選ぶ基準を書いていこうとおもう。
いきなりだが、もしあなたが私のように投資初心者で、日本企業の株を買いたいと考えるなら、大方2つの方法がある。
①個別銘柄を買うこと。要するに投資したい企業の株を買うことである。
②国内の銘柄に投資する投資信託を買うことである。
①については、投資に回せる手持ち金(元本)が50万円以上あれば、なんとかできるだろう。
と言うのも、日本では各企業の株式や債券を保有する場合、株の最低購入単位というものが決まっている。
それは企業毎に異なっているが、大体が最低100株の購入が必要で、買い増しも100株単位であることが多い。
例えば、国内で最大の売上げと利益を出しており、国内時価総額1位のトヨタ自動車。
トヨタの1株の値段は執筆時点(2019/2/24)で6,720円だ。
つまりトヨタの株を購入しようと考えるなら、最低でも100株なので、少なくも67万2000円が必要ということになる。
もちろん大企業の中でも10万円以下で購入できる銘柄もある。
安定的に利益を求めるなら、トヨタのような日本を代表する企業に投資するべきだが、これを実現するにはやはりそれなりの資金が必要だ。
最近ではネット証券各社がミニ株と言って、1株から購入できる仕組みを作っているが、あくまで株の体験用だと考えていい。
投資の初心者がいきなり個別銘柄で稼ぐのは至難の業と言ってもいいかもしれない。
であれば、まずは低リスク・少額で始められる②の投資信託で運用する方が良さそうだ。
結論から言おう。国内株の投資信託を考えているなら、アクティブファンドを選択肢に入れていいだろう。
勝てる投資で名高いインデックス投資だが、あくまでこれは米国の話だ。
日本国内の企業への投資なら、アクティブ投資をすべきだ。
TOPIXや日経平均などの市場の指数に合わせて連動する投資をインデックスファンドの投資とするなら、その指数を上回る成績を目指すのがアクティブファンドの投資と言えるかもしれない。
インデックスファンドは文字通り、指数に連動するようにつくられた銘柄構成だ。
よって、商品の運用も機動的で手間暇もそれほどかからない。
つまり、運用する人(ファンドマネージャと呼ぶ)の人件費や調査にかかるコスト(費用)が非常に低い。
一方のアクティファンドは、指数を上回るための銘柄選びをする必要がある。
つまり、企業分析や市場調査はもちろん、経済動向によっては銘柄の入れ替えを行うなどのコストがかかってしまう。
これが運用手数料とか信託報酬と呼ばれるものだ。
インデックスファンドなら、この手数料は年率約0.17%〜0.3%程度だったりする。
例えば、楽天証券で販売されているものに以下がある。
■<購入・換金手数料なし>ニッセイTOPIXインデックスファンド・・・0.17%
■<購入・換金手数料なし>ニッセイ日経平均インデックスファンド・・・0.17%
一方、アクティブファンドなら、商品によって幅があるが、年率約1.0%〜2.0%程度だ。
例えば、TVに取り上げられたことで話題になっている、レオス・キャピタルワークス社の「ひふみ投信」。
こちらは、年率1.058%の運用コストがかかる。
このくらいならまだ低い方だとおもう。
アクティブファンド全体で見ると、2%弱のものが多い気がする。
こういったコストの差だけ、インデックスファンドにハンデを負うことになる。
ハンデを背負った上で、インデックス(指数)を上回らなければならないのだ。
そして運用期間が長期になればなるほど、多くのアクティブファンドでの投資や個別銘柄投資はインデックスファンドでの投資に敗北している。
これが個人投資家はインデックスファンドで投資するべきと言われる所以なのである。
では、なぜ国内株はインデックス投資ではダメなのか。
こちらのブログを見てほしい。
ご丁寧にTOPIXや日経平均225の値動きをチャートで表示してくれている。
ご覧の通り、バブル崩壊を機に平成に入ってから多少の浮き沈みはあれど、下落傾向が続いている。
もしバブル崩壊前にインデックスファンドを保有し、平成の30年間運用していたら、大損していたことだろう。
長期運用すれば、勝てる投資の王道であるインデックス投資でも国内株に至っては散々たる結果になりうる。
だからと言ってアクティブファンドが勝ちやすいというわけではない。
実際に過去20年間で7割のアクティブファンドがインデックスファンドに負けている。
確かにこれだとアクティブファンドを買う意味はないように思えるだろう。
しかし、着眼点を変えてみてほしい。
残り3割は勝ち続けているのだ。
さらに5年〜10年程度であれば、4割〜5割くらいがTOPIXや日経平均を上回る成績を叩き出している。
よって、10年程度の運用であれば、十分アクティブファンドでインデックスファンドを上回る高リターンを出せる可能性は高い。
もし個別銘柄に投資する勇気がわかないならば、国内の銘柄はアクティブファンドで運用するのも一つの手だ。
アクティブファンドによる運用の勧めは、楽天証券経済研究所で投資信託の評価業務を行なっている、篠田尚子が提唱している。
過去私のブログでも篠田氏の書籍を紹介している。
また、他にも投信に関する書籍を読み漁ったので、私なりの結論を書いてみたい。
まず篠田氏の他の書籍やインタビューを基に特にオススメしている商品が2つある。
・DIAM国内株オープン(運用管理費用:年率1.7%)
・三井住友・配当フォーカスオープン(運用管理費用:年率0.90%)
「DIAM国内株オープン」は様々な書籍や投資雑誌で取り上げられている、勝てる投信と呼ばれる代表格だ。
大企業を中心とした銘柄だが、一部中小型株を組み入れ、状況に応じて銘柄入れ替えを行うことが特徴だ。
その甲斐あってか、10年以上TOPIXを上回る成績を出している。
私も1年(2018年2月〜2019年2月まで)運用してみた。
最初こそよかったものの、2018年10月ごろからの世界的株安の影響を受けて、大きく下落した。
そして、なかなか回復が遅れている状態だ。
費用対効果を考えると、まだまだ様子見なところは多いが、米国株のインデックファンドの持ち直し具合をみていると、やはり運用成績は厳しい。
2つ目の「三井住友・配当フォーカスオープン」についても見解を述べたい。
これは企業の配当を狙って運用されている。
「DIAM国内株オープン」ほどではないものの、緩やかにTOPIXを上回ってきた。
こちらもパフォーマンスはまだ回復途上である。
ただし、運用コストが比較的低い方(信託報酬は0.9%)なので、一度試してみる価値はあるかもしれない。
ちなみに私が注目しているアクティブファンドが 別に2つある。
・コモンズ30ファンド
・スパークス・新・国際優良日本株ファンド
詳しくはおんつじさんのブログを読んでほしい。
どちらも銘柄を少数に絞って運用している。
厳選投資は20銘柄、コモンズはその名の通り30銘柄程度の集中投資である。
つまり、企業のブランド力や業界内での強み、長年の実績や事業の先行きなどを考慮・調査し、選抜された日本企業と言い換えてもいいだろう。
これらが今後どうなるか楽しみではあるが、すでにパフォーマンスが回復し、良好な状態である。
ここまで見てきたように、インデックス投資にもアクティブ投資にも一長一短がある。
もし国内株に投資したいと考えるなら、多少のコスト覚悟でアクティブファンドを買うのもいいかもしれない。
何より少額で始められるので、試しにどれくらいのパフォーマンスを出すのか実験してみるといいだろう。
そして、5年〜10年の間で別の投資信託に乗り換え、運用するというのも一つのやり方だ。
いずれにしても、目指すのは高い収益だ。
それを実現できそうな投資を選ぶべきだ。